98年7月24日〜28日まで、JRを使い
      東京→高松→岡山→小倉→博多→東京と回ってきました。


 東京からは、7月10日のダイヤ改正で登場した新型寝台車「サンライズ・エキスプレス」で終点の高松まで
行きました。
この「サンライズ・エキスプレス」には寝台車で初めて(たぶん!)1編成に1つの身障者用シングルツインが
ついており、さっそくJR西日本ホームページで調べて指定券を予約しました。JR池袋駅のみどりの窓口に
行きましたが、窓口の方はこの列車にこのような個室が付いているのを知らず、司令所まで問い合わせて
やっと予約できました。

     東京駅 22:00→高松駅 7:27 (下り)   高松駅 21:26→東京駅 7:12 (上り)
 
     東京・高松間 乗車券+寝台券+特急券(シングルツイン使用) ひとり 23330円
      (二階ベットは寝台券が割引になります)


 時間を掛けて夜汽車を楽しむか、飛行機で時間を有効に使うかはあなたしだいです。



    シングルツイン車椅子仕様


  上に見えているのが二階ベッドです。

  トランスファーや介助の時はベッドを上に跳ね上げ
  られます。

  下のベッドも一部跳ね上げ可能で、電動車イスは
  無理ですが手動電動車イスでしたら入れると
   思います。

  調節可能な空調・FMラジオも付いています。


   2号車 1番  サハネ285










  やはり、このスペースでは電動車イスをベッドに
  寄せることは出来ません。

  トランスファーは電動車イスを通路に起き、車掌
  さんに膝を持ってもらい私の介護者と2人でしま
  した。
 
  降りた電動車イスは通路に置けます。

  寝てみるとかなり揺れますが快適です。


  ベッドの大きさ
  長さ196×幅70×天井まで高さ210
  (上のベッドを降ろすと高さ 98cm)












  車椅子トイレ


  写真のアングルが悪く、よくわかりませが在来線の
  規格ではこれが最大ではないでしょうか?

  
  成田エキスプレスや西武鉄道レッドアロー号と比
  べるとドアが大きい分広いような気がします。













  ドアの開閉はボタン(中側も)により自動開閉です。

  
  部屋の鍵は4桁の暗証番号を設定し、オート
  ロックになっています。
  

  その他、列車のドアが大きくなっていたり、洗面所も
  車椅子で使いやすくなっています。
  (実際に使ってないのでわかりませんが・・・)
  







  でも寝台車で身体障害者が旅をするなんて事を考
  えられなかった頃から見れば、車椅子対応設備を
  付けただけでも評価しても良いのではないでしょう
  か?



99年10月より「のぞみ」はすべて700系・500系に統一されました。





   「500系のぞみ」で300km/hを体験


  帰りの博多からは、飛行機も考えましたが一日
  数本が東京まで来ている「500系のぞみ」に
  しました。


  この「のぞみ」は山陽新幹線エリアのみ最速300
  km/h走行をします。車内の電光掲示板に「只今
  300km/h走行中」とでますが速度はあまり感じ
  ませんが、従来の「のぞみ」と比べ揺れが少ないの
  は実感しました車掌さんに聞いたら「技術の進歩で
  しょう!」と言っていました。
  流線型のためホームとのすき間が、大きいような
  気がしました。








  「のぞみ」のトイレです。


  広さは従来の「のぞみ」変わらないそうです。


  やはり個室(多目的室)もありますが、「ひかり」
  の個室よりは狭く、進行方向右側にあります。


  座席もあまり変わりもせんが、内装の色が「ボー
  イング747」を思わせます!?